「起業やオフィス移転が迫っているのに、複合機の手配を忘れていた…」
「今のコピー機を新しい事務所に持っていきたいが、どう運べばいいのかわからない」
オフィスの立ち上げや移転時、デスクやPCの準備に気を取られ、意外と後回しになりがちなのがコピー機・複合機の手配です。いざ手配しようとすると、想像以上に納期がかかったり、移動に高額な費用が提示されたりと、頭を抱える経営者や担当者の方は少なくありません。
この記事でわかること:
- オフィス用複合機を新規導入する際の具体的な納期目安
- 既存の複合機を別の拠点へ安全に移動させる方法と業者の選び方
- 佐川急便やヤマト運輸などによる配送の可否と引越し料金の相場
- 移転のタイミングで新品リースに切り替えるべきかの判断基準
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オフィス用複合機の納期目安とスピード導入のコツ
オフィスの開業や移転に向けて複合機を導入する際、最も気になるのが「契約から設置まで何日かかるのか」という複合機納期の問題です。結論からお伝えすると、リース契約を利用して新規導入する場合、通常はおおよそ1週間から2週間程度の期間を見込んでおく必要があります。
なぜ家電量販店でプリンターを買う時のように即日持ち帰りができないかというと、法人向けの大型複合機は「リース会社の与信審査」と「専門スタッフによる搬入・ネットワーク設定」という2つの重要な工程が挟まるからです。審査自体は数日で完了しますが、希望する機種の在庫状況や、設置希望日の調整で日数がかかるケースが多々あります。
特に年度末や新生活シーズンにあたる3月〜4月、そして9月〜10月は、OA機器業界全体の繁忙期です。設置業者のスケジュールが埋まりやすく、通常よりも納期が延びる傾向にあります。また、半導体不足や物流の遅延などの外部要因で、一部の人気機種は納品まで数ヶ月待ちになることもゼロではありません。
最短で導入したい場合は、まずは在庫が豊富に確保されている機種の中から選定することが鉄則です。見積もり依頼の段階で「何日までに稼働させたい」というデッドラインを明確に伝えることで、優良な販売店であれば在庫があり即納可能な代替機種を提案してくれます。
もし今お使いの複合機が古くなってきており、そろそろ買い替え時期かもしれないと感じている場合は、ギリギリになって焦らないためにも事前の計画が不可欠です。「まだ動くから」と先延ばしにしていると、いざ故障した時に業務が完全にストップしてしまいます。
一般的なオフィス機器がいつ寿命を迎えるのか、リース契約の満了時期と合わせて事前に把握しておくことが、トラブルのないオフィス環境構築の第一歩です。具体的な買い替えの目安については、コピー機の耐用年数と最適な買い替えタイミングの記事も参考にしてみてください。余裕を持ったスケジュールで動くことが、結果的にコスト削減やスムーズな業務移行に繋がります。
既存の複合機を別拠点へ移動させる方法と専門業者の手配

オフィスの移転や拠点の統廃合に伴い、現在使用している複合機を新しい事務所へ持ち込みたいというケースも多いでしょう。しかし、家庭用の小型プリンターとは異なり、重量が100kgを超えるような業務用の複合機移動方法には細心の注意が必要です。
絶対に避けていただきたいのが、自社の社員だけで台車に載せてトラックで運ぼうとする行為です。複合機は少し傾けただけでも内部のトナーが漏れ出し、基盤をショートさせてしまう危険性がある非常にデリケートな精密機器だからです。少しの段差の衝撃でレーザーの照射ユニットがズレてしまい、修理不可能な致命傷になることも珍しくありません。
そのため、安全に移設を行うには、OA機器の取り扱いに長けた「コピー機移動業者」を手配するのが基本となります。専門業者による複合機輸送は、トナーの事前抜き取り、可動部(スキャナーなど)の厳重なロック、そしてエアサスペンション付きの専用車両による運搬など、素人にはできない徹底した品質管理で行われます。
⭕ メリット・強み
- 機器の破損やトナー漏れのリスクを極限まで抑えられる
- 移設先でのLAN設定やPCとの再接続も一括で任せられる
- 階段作業やクレーンでの吊り上げなど特殊な搬入にも対応可能
❌ デメリット・注意点
- 専門的な技術と車両を使うため、数万円単位のコストがかかる
- リース物件の場合は、事前にリース会社の許可と保守会社の連携が必要
特に注意すべき点は、保守契約の引き継ぎです。カウンター保守契約を結んでいる場合、勝手に移動させると保守の対象外となる規定が設けられていることがほとんどです。必ず事前に販売代理店やメーカーへ「いつ・どこへ移動するのか」を申告し、正規の手続きを踏んでください。
また、導入から数年経過している古い機種の場合、移動時のわずかな振動が引き金となって、移設後に不具合を連発するリスクもあります。もし今の段階で既に動作に不安があるのなら、無理に移動させずに入れ替えを検討すべきかもしれません。古い複合機の紙詰まりや故障が頻発する原因についても確認し、移設費用と修理リスクのバランスを冷静に見極めましょう。
ヤマト運輸や佐川急便でコピー機の配送は可能?料金相場と注意点
「専門の引っ越し業者を手配すると高そうだから、普段使っている宅配便で送れないか?」と考える方もいらっしゃるでしょう。複合機引越しのコストを少しでも抑えたい気持ちは非常にわかります。では、コピー機配送を佐川急便やヤマト運輸などの一般の物流ネットワークに乗せることは可能なのでしょうか。
結論から言うと、一般的な「宅急便」や「飛脚宅配便」のサイズ規定(3辺合計200cm以内・重量30kg〜50kgまで等)を大幅に超過するため、A3床置きタイプの複合機をそのまま送ることはできません。引き受けを断られてしまうのが現実です。ただし、各社が展開している「大型家具・家電輸送サービス」や「美術品・精密機器専用便」であれば対応可能です。
例えば、ヤマト運輸グループ(ヤマトホームコンビニエンスなど)が提供する大型輸送サービスを利用してヤマト運輸コピー機配送を行う場合や、法人向けに特化したチャーター便を手配するケースです。これらのサービスを利用した場合のコピー機配送料金の相場は、移動距離や搬入経路(エレベーターの有無・段差)にもよりますが、近隣への移動であっても30,000円〜50,000円程度、遠方や特殊作業が伴う場合は80,000円以上かかることも珍しくありません。
まずは現在契約しているメーカーや販売店に連絡し、移設先の住所を伝えて保守対応エリア内か確認します。同時に移設作業自体の見積もりも依頼しましょう。
保守会社が提示した移設費用と、ヤマト運輸などの精密機器輸送サービスの料金を比較します。この時、移設先でのPC設定費用が含まれているかどうかも確認が必要です。
移設費用が5万円以上かかる場合や、機器が古くなっている場合は、新品リースへの切り替え費用と比較検討します。
ここで経営者や担当者の方に強くお伝えしたいのは、「数万円の高い運送費を払ってまで、古い複合機を持っていく価値があるのか?」という視点です。オフィス移転のタイミングは、オフィスのITインフラを見直す絶好のチャンスでもあります。
移設費用に数万円を投じるのであれば、最新の省エネモデルを新規でリース契約した方が、初期費用(設置・配送費)が無料になったり、毎月のランニングコストが大幅に下がったりするケースが非常に多いのです。本当に移設が得なのか迷った際は、法人向け複合機リースのおすすめ比較を確認し、新しい機種を導入した場合のトータルコストと比べてみることを強く推奨します。
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起業・オフィス移転時の初期費用を抑える複合機導入のポイント
起業時やオフィスの新規立ち上げ、あるいは大規模な移転プロジェクトにおいて、経営者や担当者の頭を悩ませるのが莫大な初期費用です。物件の敷金や内装工事費、デスクやPCといった備品の購入など、手元から一気に多額の現金が飛んでいく時期でもあります。
そのため、100万円以上する業務用の大型複合機を現金で一括購入するのは現実的な選択ではありません。多くの企業がリース契約を選ぶのは、高額な初期費用をゼロに抑えつつ、月々わずかな定額料金で最新機種を利用できるからです。
しかし、リース契約を結ぶには避けて通れない関門があります。それがリース会社による与信審査です。特に設立間もないベンチャー企業や個人事業主の場合、審査に通過できるか不安を感じる方も多いでしょう。実績がない起業直後のフェーズであっても、事業計画書の提出や代表者の連帯保証などを条件に、柔軟に審査を通してくれる優良な販売店を選ぶことが重要になってきます。
⭕ 新品リースのメリット・強み
- 数百万円の初期投資が不要で、手元の運転資金を温存できる
- 動産総合保険が付帯しており、火災や水害、落雷などの被害時も安心
- 最新機種による業務効率アップと高い省エネ性能による電気代削減
❌ リース契約のデメリット・注意点
- 原則として契約期間中(5年〜7年)の中途解約ができない
- 所有権はリース会社にあるため、契約満了後も自分の資産にはならない
さらに見落としがちなのが、導入後の運用にかかるコストです。本体のリース料金ばかりに目が行きがちですが、実際にコピー機を稼働させると、毎月のプリント枚数に応じた従量課金やトナー代、部品交換の保守費用が発生します。見積もりの段階で、これらの継続的な支出をいかに低く抑えられるかをシミュレーションしておくことが、長期的な安定経営に直結します。
本体代金だけでなく、日々の印刷にかかるトナー代や保守費用を総合的に安く抑えたい方は、複合機のランニングコストを見直すポイントも併せてチェックしておきましょう。目先の初期費用だけでなく、5年間のトータルコストで比較することが失敗しないコツです。
毎月の高額な出費に悩まない!カウンター料金を見直す絶好のタイミング
現在お使いの複合機を新オフィスへ持ち込もうと考えている方に、ぜひ一度立ち止まって考えていただきたいのが「カウンター料金」の問題です。コピーやプリントを1枚するごとに発生するこの課金システムは、長く同じ機種を使い続けるほど、実は企業にとって大きな負担となっているケースが少なくありません。
数年前に契約した当時のカウンター料金は、現在の市場相場と比較すると非常に割高に設定されていることがほとんどです。モノクロ1枚あたり数円、カラー1枚あたり数十円というわずかな差に見えても、毎月数千枚の印刷を行うオフィスであれば、年間で数十万円、リース期間全体では100万円以上のコストロスが発生している可能性も否定できません。
オフィスの移転や拠点の移動は、この積もり積もった「無駄な固定費」を断ち切る絶好のタイミングです。古い機械に高い移設費用を払ってまで使い続けるより、思い切って最新機種へリプレイスした方が、カウンター料金が大幅に下がり、結果的に毎月の支払総額が安くなるという逆転現象が頻繁に起きています。
代理店によっては、他社からの乗り換えを条件に特別なカウンター単価を提示してくれる場合があります。移転費用で予算が圧迫されている時こそ、現状の印刷コストを正確に把握し、新しい代理店に強気な価格交渉を持ちかける絶好のチャンスです。
自社の印刷コストが他社と比べて高いのか安いのか、なかなか客観的には判断しづらいものです。まずは現在の請求書を手元に用意し、複合機のカウンター料金の相場とコスト削減のカラクリを参考に、適正価格であるか見極めてみてください。移転のドタバタに紛れて契約を見直すチャンスを逃してしまうのは、非常にもったいないことです。
納期遅れを防ぐための複合機手配スケジュールと注意点
業務用複合機の導入には一定の納期が必要であることはお伝えした通りですが、手配の順番と事前準備を工夫することで、納期トラブルを未然に防ぎ、最短スケジュールで稼働させることは十分に可能です。「明日すぐに持ってきてほしい」という無理な要望ではなく、現実的かつ最速のアプローチを取りましょう。
スムーズな導入を実現するためには、販売代理店とのやり取りをいかにスピーディに行うかが鍵を握ります。問い合わせの段階で「月間の想定印刷枚数」「必要な機能(FAX、Mac対応、クラウド連携など)」「ネットワーク環境の状況」を明確に伝えておくと、営業担当者も即座に最適な機種を提案でき、無駄なヒアリングのラリーを省略できます。
また、リース審査に必要な書類(決算書や代表者の身分証明書、法人の印鑑証明など)をあらかじめ準備しておくことも、タイムロスを防ぐ有効な手段です。審査さえ通過してしまえば、あとは在庫の引き当てと設置業者の日程調整へと一気に進むことができます。
自社の希望条件を整理し、WEBから無料見積もりを依頼します。この時、必ず「〇月〇日までに設置を完了させたい」というデッドラインを明記してください。
機種が決まったらすぐに審査書類を提出します。即日〜3日程度で結果が出ます。新設法人の場合は少し時間がかかることがあるため、早めの対応が肝心です。
審査通過後、メーカー倉庫から機器が出荷されます。オフィスの回線工事(光回線や電話線)が完了しているタイミングに合わせて、専門スタッフが搬入とネットワーク設定を行います。
特に移転を伴う場合は、インターネット回線や電話回線の開通工事とスケジュールを合わせる必要があります。複合機だけが先に届いても、回線が通っていなければFAXやネットワークプリントのテストができず、後日改めて設定業者を呼ぶことになり二度手間です。オフィス構築の全体スケジュールを俯瞰し、ゆとりを持った手配を心がけましょう。
スピード導入とコスト削減を両立する賢い業者の選び方

ここまで、オフィス用複合機の納期や、移転に伴う移動方法、そしてコスト削減のポイントについて詳しくお伝えしてきました。業務効率を落とさず、かつ無駄な出費を抑えるためには、現状の課題を冷静に分析し、最適な選択を下すことが求められます。
もし今お使いの機器を移動させるのであれば、専門業者による安全な複合機輸送を手配し、万全の状態で新オフィスへ迎え入れる準備を整えてください。ただし、数万円の移動費用をかける価値があるのか、古い機種のカウンター料金や故障リスクを抱え続けるべきなのかは、慎重に判断する必要があります。
少しでもコストに不満がある、あるいは納期を最優先してサクッとオフィス環境を整えたいという場合は、新品リースへの切り替えが最も理にかなった選択肢と言えるでしょう。設置費用の負担を減らし、最新の省エネ・高速モデルを導入すれば、毎月の印刷業務のストレスも劇的に解消されます。
どの販売店に相談すべきか迷っている方は、法人向け複合機リースのおすすめ比較の記事も参考にしつつ、実績豊富でスピーディな対応が可能な優良業者を選定してください。プロフェッショナルな視点を持つ販売代理店であれば、あなたのオフィスの規模や移転スケジュールにぴったりと寄り添う、最適な1台を必ず提案してくれるはずです。
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複合機の納期と最短導入・移設に関するまとめ
- 新規のリース契約を利用した複合機の納期は通常1〜2週間程度である
- リース会社の審査は数日で終わるが希望機種の在庫状況によって納期が変動する
- 3月や9月の引っ越しシーズンは工事業者が繁忙期となり納期が延びやすい
- スピード導入を最優先する場合は在庫が豊富な代替機種を選ぶのが鉄則だ
- 複合機を社員自ら運ぶ行為はトナー漏れや重大な故障の危険があり厳禁である
- 別の拠点へ移設する際はOA機器の取り扱いに特化した専門業者へ依頼する
- 保守契約中の複合機は事前の申告なしに移動させると保守対象外となる
- 一般的なサイズ規定を超えるため通常の宅急便では複合機は配送不可である
- 大型精密機器の専用輸送サービスを利用すれば3万〜8万円程度で配送可能だ
- 移設費用が高額になる場合は最新機種への新規リース切り替えも比較検討する
- 起業時や移転時は高額な初期費用をゼロにできる定額のリース契約が圧倒的に有利である
- 設立直後の法人でも事業計画書などの準備によりリース審査へ柔軟に対応可能だ
- オフィスの移転時期は割高になった古いカウンター料金を見直す絶好のチャンスである
- 導入希望日の3〜4週間前にはWEBから無料見積もりを依頼して比較検討を進める
- インターネット回線の開通工事と複合機の搬入日を合わせることで設定の二度手間を防ぐ
記事の信頼性を裏付ける参考資料
この記事の内容は、オフィス機器の導入やコスト削減を検討する法人向けに、以下の公的機関・専門機関が発信する一次情報を参照し、正確性と信頼性を担保した上で解説しています。
- (出典:公益社団法人リース事業協会『リースの仕組みとメリット』):起業時やオフィス移転時の初期費用を抑えるリース契約の基本的な仕組み、および動産総合保険などの規定に関する公式情報
- (出典:経済産業省『デジタルトランスフォーメーション(DX)推進ポータル』):最新OA機器の導入によるオフィス業務のデジタル化、およびペーパーレス化を通じたコスト削減の取り組みに関する国の指針
- (出典:独立行政法人中小企業基盤整備機構『J-Net21 設備投資支援ポータル』):中小企業の設備導入におけるランニングコストの見直しや、業務効率化・IT機器導入に向けた公的な支援情報

